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【行政】令和5年度の福島県置き配活用プロジェクト(300世帯)の実施結果が公開されました。

令和5年度の福島県による置き配バッグOKIPPAを活用したモニター試験の結果が公表されました。

福島県のウェブサイト(ウェブサイト内に結果詳細あり)

<プロジェクト概要>
(1)目的
家庭における脱炭素型ライフスタイル推進の一環として、宅配物の再配達削減を促進
し、温室効果ガスの排出を削減する。
(2)内容
県内モニター300名に宅配バッグ「OKIPPA」を配布して実際に活用してもらい、
活用状況や使用感などのアンケートに回答いただいた。
○ 対象者 :県内在住者で、活用状況などのアンケートに協力できる方
○ 応募期間 :令和5年7月3日~7月31日
○ モニター参加者:300名 (応募総数:1,129名から抽選)
○ モニター期間 :令和5年10月1日~令和6年1月3日
○ アンケート :モニター期間終了後、WEBフォームにアンケートを実施
(アンケート回収率:100%)

<結果概要>

  • モニターの約9割が、宅配バッグ活用により再配達削減につながったと回答。
  • モニター期間中の宅配バッグの総利用回数は300世帯合計で1,825回。これにより、約855キログラムの二酸化炭素排出を抑制したと試算できる。
  • 宅配バッグの普及促進に向けては、認知向上と併せて、素材・大きさ・形・使い方など県民のライフスタイルに合った情報を発信する必要がある。
  • 再配達の削減に向けては、自宅での時間帯指定による受取のほか、職場やコンビニエンスストア、宅配ロッカーでの受取など、多様な受取方法に関する情報を丁寧に発信する必要がある。また、機運醸成に向けては、宅配便を1回で受け取ることに対するメリットの付与も効果が見込まれる。